#021 憧れのあの娘と付き合い始めて3日目
朝目が覚めて、横にあの娘がいて、夢じゃない現実なんだと実感する・・・。
ん?
もちろん、新しいギターのことです!!
弾くのが楽しくてしょうがない。弾けば弾くほどその凄さを実感する。
だが・・・、残念なことに、俺の技量ではそのポテンシャルを最大限に発揮することはできない。うまくなりたい!そして、エフェクターなども買い替えたい!もっと、もっと、いい音を鳴らしたいのだ。
俺がこんなに「モノ」に対して執着するのは、珍しい。
子供の頃、母親におもちゃを全部捨てられるという事件を体験して以来、「モノ」に対する執着心がまるで無くなっていた。ギターに関しても、今まで最低限音が鳴ればいいと思っていた。
いつかのNHK「プロフェッショナル」という番組で、イチローの自分のバットに対するこだわりを語っていた。イチローは絶対人のバットを触らないという。手にその重さや形が残ってしまうのが嫌だから。イチローの神経はバットにまで行き届いて、バットは既に体の一部と化している・・・そんな内容だった。
人間と道具は切り離せない。道具を扱えるからこそ、人間は人間なのかもしれない。
俺は自分のギターに神経を行き届かせることができるのか。
・・・イチロー選手、8年連続200本安打おめでとうございます。