#058 オレはいつも寝る前にこの日を想像していた・・・

(正)
オレはいつも寝る前にこの日を想像していた・・・
湘北が・・・神奈川の王者海南大付属とIH出場をかけて戦うところを毎晩思い描いていた
一年のときからずっとだ


(誤)
オレはいつも寝る前に想像していた・・・
オレが・・・アッキーナとディズニーランドでデートすることを毎晩思い描いていた
彼女がデビューしてからずっとだ


前者はスラムダンク、ゴリ(赤木)の名言、後者は俺の妄言。情念の濃さではどちらも同じかもしれないが、現実を想定したイメージであるか、そうでないかが大きな違いだ。


スポーツにおけるイメージの重要性は今更オレごときが言うまでもないだろう。先日それを実感した出来事があった。オンシーズンとなり半年ぶりの会社の野球部。今までと違い一つ一つのプレイの前にイメージを強く持って臨んでみた。すると結果はバッティングでは初のランニングホームランを打つことができ、走塁も守備もいつもより上出来であった。
もちろんたまたまこの日が上手くいっただけなのかもしれない。しかし、本を読んで理論から入ったりするよりはいいと思う。例えばバッティングの本を読んだ場合、グリップ、手の振り、腰の重心移動・・・いろいろなことが書かれている。そういった多くのことを頭に入れてもごちゃごちゃになるだけで、結果スイングは不自然になってしまう。それよりも上手い人のプレイを頭の中でイメージしてプレイした方がいい。


イメージの重要性はスポーツだけではないだろう。仕事においても、例えば多くの人の前で何かプレゼンする場合、事前にイメージトレーニングをするようにしている。音楽では言うもおろか、イメージがなければそもそも成り立たない。
合コンでもイメージトレーニングを持って臨んだが、これは失敗してしまった。自分のキャラでないことをしようとしてしまったからだ。それと夜にイメージトレーニングするのは控えた方がいいかもしれない。気持が変に盛り上がりすぎてしまい、ただの妄想になってしまう。