#024 雰囲気イケメン

通勤途中に、通学途中の高校生の一群と出くわす。最近の男子高校生を見ると、皆、髪型がおしゃれだ。パッと見、全員イケメンに見える。髪型の力によってイケメンに見えることを、”雰囲気イケメン”というらしい。


さて、盟友バンド純新のギタリストJunからニコニコ動画のギター講師の動画を紹介してもらった。これがなかなかどうして、ギター練習の非常に良いヒントを与えてもらった。
ギター講師曰く、ギターの音はアンプに通すが、ディストーションはかけずに、ミドル(中低音)やベース(低音)は低めにして練習しなさいとのこと。ギターの音をはっきりさせることで、間違った個所が分かりやすくなるし、音を出すところとミュートのメリハリをきっちりつけることができるのだ。
また、その講師は、リズムマシーンではなく、メトロノームを使った練習を勧めていた。実は、俺はずっとリズムマシーンで練習していた。試しに、メトロノームで練習してみたら、リズムマシーンよりはるかに難しいことに、すぐに気付いた。リズムマシーンはリズムを作ってくれているので、リズムから外れても気付きにくい。一方、メトロノームは、リズムから外れると、すぐに分かるのだ。


ディストーションをかけまくって、リズムマシーンをバックに練習していた今までは、いってみれば”雰囲気イケメン”。つまり、雰囲気でごまかして、うまく弾いていたつもりになっていただけだったのだ。目指すは、ダルビッシュのように、坊主頭にしてもイケメンだ。