THE FINAL

最近 Direngrey(以下ディル)のビデオクリップ集「AVERAGE FURY」を購入しました。
このバンド 前から思っていましたがボーカルがなにげに一番ブサイクだなと改めて・・・
まあ バックの連中のルックスのレベルが高いというのもありますが。
ただボーカル京のパフォーマンスというか
歌詞のもつ影響力はすごいです。
「鼓動」という曲は以前から不思議な気持ち・・・・
心のなかに憎悪と哀しさが同居したものを駆りたてられる
「声殺して 目を塞いで 闇に溺れて 彷徨って もう縋れない」
「朔」という曲のなかでは
「何一つも救えない人達には両手のなか 灰と涙と寡黙を」
「THE FINAL」という曲では
ひたすら「I CAN’T LIVE」と叫んでいる

・・・と文字だけだとものすご〜く暗くてネガティブになりそうな言葉ばかり
(ちなみに歌詞全体でみても救いの言葉なんて一つもない。)
でもなぜかオレの頭のなかにこの言葉がこの曲のメロディーで繰り返し鳴り響く。
だってこれはオレのことのようだから・・・
ボーカルの京がなにかのインタビューでこんなこと言っていた
「ただハッピーで明るい曲ばかりでホントにそうなのかって言いたくなる」

オレなりに感じたことは「I CAN’T LIVE」という言葉の意味より
それを唄うこと自体のその意味をなんだか考えてしまう。